派遣が0円から170万貯めて海外目指すブログ

期間工をはじめチャレンジや経験を記します!

第13話 もう仕事辞めちゃおうかな…

前回の続きから!

 

 

朝4時45分。

真っ暗な部屋にアラームが鳴る。すぐには起きず二度寝を繰り返す。

5時に起きるはずが起きたのは5時10分頃。ただまた体を横にしてしまう。

 

どうしても眠い...そして嫌気がさしてしまう。

まずい。

自分の中で気持ちが切れかけ始めたのが分かった。

「もう来たか...」

まさかこのタイミングで始まると思っていなかったので自分でも驚いた。

 

朝早く起きること自体は苦手では無いのだか、起床後に控える内容次第ではこのように気持ちがかなり沈んでしまう。

 

この気持ちに更に拍車をかけたものがあった。

以前このようなことを知った。

期間工として就業されたスタッフの8割は早期退職されるというもの。

それ知ってから、自分の心の奥底で「最悪辞めても大丈夫な職場なんだ……」と変換されてしまった。

 

それが朝の辛い時に、出てきてしまった……。

辛い状況から逃げたくなる時、その気持ちを盾にしたくなる...。この生活が長く続くことを考えると余計行きたくなくなってしまった。

 

私はこれが正社員として雇われていたらちゃんと起きて出社するのだが、こうした派遣とかバイトになると行きたくなくなる気持ちがかなり強く出てしまう。

私の改善しないといけない部分である。 

 

結局寝てしまい、起きたら5時43分。

完全に寝坊だ。ただ気持ちが折れかけていて「辞めちゃおうかな...行くだけ行って...遅刻したら辞めちゃおうかな」

くらいにぼんやり思い支度して家を出た。

焦ったりはしない。いつもと同じペースで自転車を漕ぐ。間に合わないので、ちょっとした裏技を使って時間短縮をして出社には間に合った。いつも通りの時間だった。

 

結局出社しても気持ちは変わらず死んだ目をして働き続けた。

ただ朝8時30分の休憩を開けると、気持ちがすっと晴れて前向きに働けた。

作業した内容は昨日と同じだった。

 

淡々と作業をしもう帰宅時間に差し掛かろうとしていた時、今日から残業が始まるということを知った。

まだ先だと思っていたので面食らってしまった...。

残業時間は事前に伝えて貰えるシステム。

今日は残業1時間45分で終業時刻は17:15分となった。

残業そのものはキツくなかった。自分でも不思議なくらいに。引き続き同じ作業をするのだが、それがあまり嫌にならない。たいして疲れもしない。

 

ちなみに残業は1時間いるだけで2240円になる。機械がエラーを起こして1時間くらい突っ立ってても2240円。美味しすぎる。

 

仕事が終わり帰宅して昨日と同じように家事をし始めたのだが結局終わったのは20時30分。

この時身体的にかなり疲れていた。帰って間も無く家事をして、それが終わればもう就寝時間がすぐそこで...。精神的にも辛かった。

そこで思った。もう家事を頑張ったりするのは辞めようと。

家事で一番時間をしめるのが食事作りで節約する為に毎日、スーパーでは無く八百屋の安売り品を買いに行き、帰宅して調理。翌朝のお米を炊く。

とにかく安く栄養重視で。

カレーも野菜たっぷり。

ちなみにまな板を実家に置き忘れたので、鍋の裏をひっくり返してまな板がわり。

 

話は戻りこれに加え洗濯なり色々キチッと家事をしていると時間がみるみる減る。

実際のところ、家事に時間がかかるというより帰宅してから寝るまでの時間が4時間も無いということが問題なのだ。

 

 

朝が早く仕事をしている以上はある程度は疲労も溜まる。残業も始まれば尚のこと。

そうなった中で、帰ってせこせこ家事をするのは私にとっては難しかった。節約をする為にも今の生活を維持したかったが諦めることが今は大切と思った。

(お詫びの記事を出したのはこのタイミング)

 

寝る準備に差し掛かる自分の心はまた朝のように消極的になっていた。

 

なぜか…

昨年末は前向きにやれていた。連休期間中に仕事が嫌になった訳でも無い。前向きに年明けの仕事を始めたのに...。

朝が苦手とは思って無かったし、過去にもこうした早起きを半年継続した経験もある。単発派遣を除けば、簡単に仕事を辞めたりしたことも無かった。

 

そこまで朝が嫌なのか……そんなにダメか...

自分でもよく分からない。

見えない、自分でも理解していない心のどこかに強いマイナスがあるのか...。

 

結論は出ないまま床についたのだった。

 

 

日は変わるも結局これが金曜日まで続いたのだ。

日に日に気持ちは強くなり...起床時間もみるみる遅くなった...。

毎朝もう起きなきゃまずい時間なのに「辞めちゃおうかな」という気持ちが続く。

枕元にはもうアラームが鳴らない携帯が置いてある。ここで頭を伏せれば全て終わることを意味する。

携帯の横で顔を伏せるか迷い、なんとか起きれて準備する状態だった。

仕事中は辞めたらどうするかということばかり考えた...…。海外を延期しようとか、他にも色々考えた...。

お昼休憩ぐらいまでそんな事を考えていたが、その後はそのような気持ちも徐々に薄れていった。仕事さえ行ければ何とかなるように思えた。

ただこのメンタルで仕事は長続きしないと理解している。

 

答えは簡単。前向きな気持ちになれれば続く。

なれなければ続かない。

 

二択だ。自分の気持ちとの戦いだ。

 

 

行きなくないのか海外に?

 

 

「行きたい。夢に見た海外は諦めたくない。数ヶ月前にも思ったことがあった...海外は諦めようかなと...。

でもその時、夢を諦めたくなくて期間工という最後の望みにかけて、夢を実現させに来たんじゃないか」

 

そう思う気持ちはまだ心にあった。

 

進めるか、自分。

 

ここが第1の正念場。

 

 

 

 

次回

 

今回の記事には書けませんでしたが、翌日の土曜日は初の休日出勤デビューになります!

その様子を投稿します!

お楽しみに!