前回の続きから!
自転車でアパートの近くにあるスーパーへお弁当の具材を買いに行く。幸いスーパーはアパートから自転車で6~7分の所にある。
ただあまり安いスーパーではない…。庶民派スーパーの中では割高な方である。
入店し店内を物色する。
入ってすぐに惣菜・弁当コーナーがあるのだがこれらは見たら買いたくなる悪魔的な作用がある。特に貧困時程買いたくなる……。
一度見ると、翌日以降も頭から離れないそんな強いインパクトを与えられるのだ。決してオーバー表現ではない…。見ないようにさらっと横を通る...チラ見しながら。節約はこういう心がけも大切だ。
お弁当と作るいってもこの様なお弁当は作れない。理想ではあるが食費がかかる。それこそ社食より費用が高くなったら手間かけてお弁当を作る意味が無い。
じゃあ冷凍食品?
これも無い。
普通はここに行き着くだろう。値段も安いし。しかし今は節約である。170万を短期間で貯めるのはより切り詰めが必要になる。
私は食に関してはかなり独特でして
白米が大好きで一食あたり2合多いと3合食べます(毎回では無い)。おかずに量は必要なく、とにかく多量の白米が必要なんです。だからこうした色鮮やかなお弁当は食べなくても良い。(食べれるなら食べたいが...)
※ちなみに体重は69kgで細身です。
という事で白米は家にある為、おかずを探して1円でも安く、あとは量がある程度入った食品を10分ウロウロして決めた。
これだ↓
白米がすすむ、タンパク質系でウインナーを選出。
ウインナーのみだとちょっとキツイのでふりかけを追加。「のりたま」が良かったが「すきやき」の方が量が12gが多かった。
ウインナーの他、ハムも候補に上がっていた。
切り詰めるなら1食あたりハム2枚もアリだが、白米2合にハム2枚はハムが足りなくなると思い断念……。
私はこの様に、ハムのみのおかずでも構わない考えなのだ。
とにかく大食いな故、質も大切ながら量が1番大切で特に昼食なんぞ腹の穴埋めさえ出来れば良いくらいな考えなのだ。
こうした食べ方は慣れたもんで過去にはこんなエピソードもある
10代の頃、専門学校に通っていた私は当時も貧困で昼食を買うお金が十分に無かった。
3合炊きの炊飯器に米を3合を炊き、炊き上がったら釜を取り出しそのままラップへドーン。
ひっくり返された白米はプリン型になる。 それを容器にも入れずそのままラップにくるみ学校に持って行っていた。
おかずは、1品のみで
・なめ茸の缶詰
・スーパーの格安惣菜コロッケ
等をおかずにしていた。
ハンバーガーで飯が食えるのかという点も私にとっては、炭水化物×炭水化物で肉も入っているし「悪くない、いける」くらいの感覚であった。
中でも強い印象にあるのは
8枚切りの66円の食パンを主食に
1本50円くらいの「ちくわの磯辺揚げ」を買っておかずにしていた。
8枚切りの食パンにちくわの磯辺揚げという合いもしない組み合わせに加え、主食と主菜の量の比が釣り合わない。
ちくわ1本に対し食パン8枚は、バランスが崩壊していたがそれでも工夫して食べていた。
昔から机上の理論にとらわれない性格故に食に関しても自由が効いた…。
話しは戻るがこうした経験もあり、白米にウインナーだけで十分なのである。今回はふりかけまで付いているのだから当時の私からしたら、だいぶ甘えている。
昼食は安上がりにしても、朝夕はバランス良く栄養を取りたい。野菜や魚も食べる必要がある。ただ今回は年末年始の休暇まであと数日で年末は実家に帰省する。なので必要最低限のものを購入し帰宅した。
家に帰ってとりあえず、にんじんは調理がだるいのと野菜は基本皮付きで生で食べるのが栄養がある。なので生のにんじんを丸かじりした。
栄養さえ取れれば食べ方など何でも構わない。
買い物後の財布の中身はこんな感じ。全財産。
本当に全財産である。
「私はこれ以外に実は貯金があって〜出そうと思えばその金で海外行けます〜」とかいうクソみたいなオチは無い。せいぜい口座に50円くらいの余り金ならあるがそれはカウントしなくて良いだろう。
次の給料は翌年1月15日に期間工の給料が入る。その後1月20日にホテルの給料が入る。
約2万でどこまで生活できるか。
給料日前は苦しくなってクレカを使う習慣が付いている私はまずココを脱却できない限り未来は無い。
とりあえず今月は生き抜くだけで精一杯。
貯金は来月からスタートします。
なので今月はこのお金で何とかしのぎたい…思うのであった。
今回はここまで!
次回は期間工3日目!朝からお弁当を作ります!
お楽しみに!